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サポート・保証について

当社の製品は、購入後も安心してご利用いただけるよう、 しっかりとした日本国内サポートと保証をご用意しております。

保証内容

  • 国内保証期間:購入日より5年間(外付けSSDだけは購入日より3年間)
  • 対象:初期不良・製品故障
  • 保証内容:無償交換
  • 対象外:水没、落下や破損、改造や誤使用による故障

※保証を受ける際は、購入証明(領収書・納品書など)が必要です。

サポート方法

製品に関するご質問やお問い合わせは、下記よりご連絡ください。

迅速かつ丁寧に対応いたします。

よくある質問

保証対象は何ですか?
初期不良や製品故障が対象です。落下や改造は対象外となります。
交換・修理の手順は?
上記の問い合わせ窓口までご連絡ください。担当より手順をご案内します。
購入証明は必要ですか?
はい。領収書または納品書をご用意ください。

その他、SSDに関するよくある質問

Q1:新しいSSDをPCに接続したけど、表示されないのはなぜですか?
A:SSDがまだボリュームが作成されていない、あるいは、初期化やフォーマットがされていないためです。

Windowsの場合:
  1. [コントロールパネル] → [管理ツール] → [コンピュータの管理] → [ディスクの管理] を開きます。
  2. 表示されたSSDの [未割り当て]を右クリック→「新しいシンプルボリューム」を作成→ドライブ文字を割り当てます。
  3. フォーマットして完了です。
macOSの場合:
  1. 「ディスクユーティリティ」 を開きます。
  2. SSDを選択し、消去(フォーマット) を行います。
  3. macOSでのみ使用するならAPFS、Windowsと両方で使うならexFATを選択してください。
Q2:1TBを買ったのに、使える容量が約931GBと少ないのはなぜですか?
A:これは計算ルールの違いが原因で、故障ではありません。 メーカーは1,000倍(10進法)で容量を計算しますが、PCのOSは1,024倍(2進法)で計算します。この換算の差により、販売表示容量よりも少なく表示されます。
・メーカー計算:1TB=1,000GB=1,000,000MB(10進法)
・OS計算:1TB=1,024GB=1,048,576MB(2進法)
また、SSDの寿命維持のための予約領域(オーバープロビジョニング)もわずかに使われるため、その分少なく表示されます。
Q3:NVMe SSDにOSを入れても起動できません。どうすればいいですか?
A:BIOS/UEFIの設定が必要です。 OSインストール後、PCのBIOS/UEFI設定画面に入り、起動順序をNVMe SSD、または「Windowsブートマネージャ」に設定し直してください。
Q4:SSDに「デフラグ(最適化)」は必要ですか?
A:不要です。 デフラグは無駄な書き込みを発生させ、SSDの寿命を縮めます。Windowsでは自動的に無効化されますが、念のため設定を確認してください。
Q5:SSDの性能を保つ「TRIM機能」は有効にすべきですか?
A:はい。 TRIMは、削除したデータの領域をSSDに通知し、SSDがその領域を空けておくことで書き込み速度の低下を防ぐ機能です。通常は自動で有効ですが、確認して無効になっていたら有効化してください。
Q6:SSDの空き容量はどれくらいあればいいですか?
A:総容量の20%〜30%程度の空き容量を常に確保してください。 空き容量が少なすぎると、SSDの寿命を延ばす機能(ウェアレベリング)の効率が落ち、速度低下や寿命短縮につながります。
Q7:SSDの健康状態や寿命を確認するには?
A:専用の管理ツールを使用します。 CrystalDiskInfoやその他の専用ユーティリティを使い、SSD特有の指標であるTBW(総書き込みバイト量)などをチェックしてください。
Q8:PCを使わないとき、シャットダウンとスリープ、どちらが良いですか?
A:長時間使わない場合はシャットダウンがよりSSDに優しいです。 スリープ中もSSDは動作を続け、わずかですが寿命を消費する可能性があります。シャットダウンなら動作が停止します。
Q9:SSDの書き込み量を減らす設定はありますか?
A:はい、以下の設定が効果的です。
  • メモリ容量が大きい場合は、システムの休止状態(ハイバネーション)を無効化
  • ページファイルのサイズを調整またはSSD以外に移動
Q10:SSDの寿命指標「TBW」と「DWPD」の違いは?
A:それぞれ以下のようになります。
  • TBW(Total Bytes Written):寿命までに書き込める総データ量
  • DWPD(Drive Writes Per Day):保証期間中、1日にドライブ全体を書き換えられる回数
Q11:SSDの温度管理は重要ですか?
A:非常に重要です。高温は寿命と性能に直結します。特にNVMe SSDは高負荷時に高温になり、性能低下や寿命短縮の原因になります。ヒートシンク付きモデルを選択する、ノートPCでは通気口を確保し冷却効率が上がるようにしてください。

適正温度範囲:通常時:30~50℃、高負荷時:50~70℃(一時的なら可)、危険域:80℃以上
冷却対策:ノートPC:冷却台の使用、デスクトップ:ヒートシンクの取り付け、M.2 SSD:熱伝導シートの追加

OS移行のためのクローン作業に関するご注意

OS移行のためのクローン作業は、お客様ご自身の責任で行ってください。作業中のデータ消失やその他の損害について、弊社は一切の責任を負いかねます。

弊社が取り扱う商品にはクローンソフトは付属しておりません。新しいドライブへのクローン作業を行う際は、ディスククローンに特化した専門のソフトウェアをご利用ください。

クローン作業前の重要事項

クローンソフトを使う前に、OSを移行するための以下の3点を必ず守ってください。

  1. バックアップは必ず行ってください。何があっても大丈夫なように、クローン元の全データを外付けドライブなどに必ずバックアップしてください。
  2. 作業対象のドライブ以外を取り外せるなら、すべて外してください。クローン元とクローン先のドライブだけをPCに繋ぎ、他の内蔵・外付けドライブはすべて物理的に外してください。誤って大切なデータを消す事故を徹底的に防げます。
  3. OS移行機能を使う:単なる「データコピー」ではなく、OS起動に必要な領域も移せる「OS移行」や「システムクローン」を選んでください。(ソフトの設定を正しく選んでください。)

【ご注意】無料ソフトでは、OS移行機能が有料版のみの機能となっている場合があります。無料版の機能を確認してください。

クローンソフトでの設定

  • SSD最適化をオン:クローン先がSSDの場合は、性能を引き出すため「SSD最適化」(4Kアライメント)のチェックを必ず入れてください。
  • 容量をフル活用:クローン先のドライブが大きい場合は、「パーティションサイズ調整」を選んで全容量を使えるように設定しましょう。